原点に戻り、進化を辿る。
世界の名だたる山岳レースで活躍してきたプロ山岳ランナー・上田瑠偉。
19歳でトレイルランナーとしてデビューして以来、数々の記録を打ち立て、日本人として未踏の領域に挑み続けてきた。30代を迎えた今、度重なる怪我と向き合いながら、彼は再び問い直している——「速さ」とは何か。「強さ」とは、本当はどこから来るのか。
Vivobarefoot Japanは、上田選手と複数年のパートナーシップを結びました。ブランドの哲学は明快です——足は本来、自由に動くために設計されている。現代の靴がもたらす過剰な構造を取り払い、地面と再びつながることで、身体は本来の機能を取り戻す。
Studio AKARIはこのプロジェクトの創造的方向性を任され、ドキュメンタリーシリーズ『BACK TO BASICS with Ruy Ueda』を立ち上げ、撮影、編集、コピーライティングを統括しました。仮説はシンプルでした——足元から解き放たれた可能性が、上田選手を新たな高みへ導けるのではないか。
映像は派手な演出を避け、上田選手の表情、足元、呼吸、そして山の音にカメラを向け続けました。Vivobarefootの哲学——地面とつながり、余計なものを削ぎ落とす——を、語るのではなく、画面そのものに体現させる方針です。
各エピソードには「Behind the Scenes」インタビューが付随し、上田選手と渡邊幸太郎(Vivobarefoot Japan)の対話を通じて、シリーズの思考の層をさらに深めています。
このプロジェクトは、ブランドが製品を語るのではなく、一人のアスリートの数年にわたる旅路を共に歩むという、長期的な物語形式への挑戦でもありました。
シリーズは現在も継続中。